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かきつらね

2015年07月13日

高速道路の現金収受のコスト大

現在、高速道路を通行する自動車の約9割がETC装着車だそうです。残り一割の自動車からの通行料収受には、通行チケットとともに通行料を受け取り、コンピューター処理をする必要がありますので、そのための施設、施設維持、人件費などに800億円近いコストがかかっているそうです。そのため、高速道路を通行する自動車を全車ETCにすれば数百億円の節約になるということで、国土交通省が将来の全車ETC義務付けを目論んでいるとのことです。


これまでも、ETC車のみへの割引サービスなど種々の施策でETC装着を推進してきましたが、その総仕上げというわけでしょうか。思い起こせばETC導入の段階で、ETC装置の装置自体及び取り付け費用の個人負担について様々な報道がありました。数千円から一万円ほどの費用を個人に負担させることの是非、またETC推進のための装着車のみへの優遇措置に対する批判、外国事例の検証等です。記憶に残っているのは、多くの国で同種交通システムでのETC装置に順ずる装置は無償貸与になっている、という記事でした。


毎年数百億円の節約になると当初から試算されていたとしたら、初めからETC装置の装着を個人負担にしない方策を打ち出していたなら、もっと早くETC装置が普及し、高速道のインフラ計画も違っていたことでしょう。ひょっとしたら、いつまでも減価償却されず無料化されない高速道路の現状がもっと良い方向に変わっていたかも知れません。長期ビジョンに立って、より良い施策を是非お願いしたいものです。  続きを読む

Posted by かきつらね at 10:46Comments(0)日記